SB300(マルチプロトコルシリアルトランシーバーIC)

SB300 トランシーバー半導体

RS-232/RS-422/RS-485を1チップに統合
共通基板化と送受信制御の簡素化に対応する、産業機器向けトランシーバーIC

– RS-232、RS-422、RS-485の3規格を1チップでサポート
– RS-422/RS-485の送受信方向自動制御と手動制御に対応
– RS-422/RS-485:最大10Mbps、RS-232:最大1Mbps
– オン/オフ可能な120Ω終端抵抗を内蔵
– MaxLinear SP339Eとピン互換 / 6x6mm QFNパッケージ
– 3.3V/5V単一電源、-40~+85℃の産業用温度範囲に対応

  • 概要
  • 仕様
  • ピンアサイン
  • 外形寸法図
  • ダウンロード

概要

SB300は、RS-232、RS-422、RS-485の3つのシリアル通信規格を1チップで切り替えて使用できる、産業機器向けマルチプロトコル・トランシーバーICです。複数のトランシーバーや切り替え回路を個別に搭載する構成を集約し、部品点数や基板面積を削減するとともに、通信仕様の異なる製品を共通基板で展開しやすくします。

RS-422/RS-485では、送信データに応じてドライバとレシーバーを切り替える送受信方向自動制御に対応しています。マイコンやUART側からのDE/RE制御を省略または簡素化できるため、回路設計と制御ソフトウェアの負担を軽減できます。オン/オフ可能な120Ω終端抵抗も内蔵しており、外付け部品の削減に有効です。

6mm角のQFN-40パッケージを採用し、MaxLinear SP339Eとピン互換です。既存の基板設計を活用した置き換えや調達先の複線化、競争力のある価格によるBOMコストの見直しに適しています。

RS-232インターフェースは、3ドライバ/5レシーバー構成により、DB9コネクターで一般的に使用されるフルモデム信号に対応し、最大1Mbpsで通信できます。RS-422/RS-485インターフェースは1ドライバ/1レシーバー構成で、最大10Mbpsのデータレートに対応します。

スルーレート制限機能を有効にすると、データレートを最大250kbpsに制限して信号波形に含まれる高周波成分を抑え、EMIの低減を図ることができます。また、120Ωの終端抵抗を内蔵しており、端子設定によって有効/無効を切り替えられます。

RS-485では、送信中の信号をレシーバー側で確認できるエコーモードを備えています。通信経路やケーブル、コネクターの診断などに利用できます。

RS-232インターフェース

  • 最大データレート:1Mbps
  • 3ドライバ/5レシーバー構成
  • DB9フルモデム信号に対応
  • 出力電圧振幅:最大±10V(5V電源、無負荷時)

RS-422/RS-485インターフェース

  • 最大データレート:10Mbps
  • 1ドライバ/1レシーバー構成
  • RS-422:4線式フルデュプレックス
  • RS-485:2線式ハーフデュプレックス
  • 自動方向制御/手動方向制御を選択可能
  • 120Ω終端抵抗を内蔵し、端子設定で有効/無効を選択可能
  • スルーレート制限機能:最大250kbps
  • 1/8ユニットロード、最大256受信ノードに対応

技術仕様

  • MaxLinear SP339E ピン互換
  • 電源電圧:3.3Vまたは5Vの単一電源
  • 動作温度範囲:-40~+85℃
  • パッケージ:40ピンQFN、6×6mm
  • シリアルインターフェース端子:±8kV HBM
  • その他の端子:±2kV HBM
  • シリアルインターフェース端子:±4kV IEC 61000-4-2 接触放電/気中放電
  • RoHS対応
特徴・RS-232、RS-422、RS-485の3規格を1チップでサポート
・RS-422/RS-485の送受信方向自動制御(オートモード)と、外部制御信号による手動制御(マニュアルモード)に対応
・RS-232:最大1Mbps
・RS-422/RS-485:最大10Mbps
・RS-422の4線式フルデュプレックス通信と、RS-485の2線式ハーフデュプレックス通信に対応
・EMI低減のためのスルーレート制限機能を搭載
・有効/無効を切り替え可能な120Ω終端抵抗を内蔵
・シリアル通信端子にESD保護回路を内蔵
・3.3Vまたは5Vの単一電源で動作
・40ピンQFNパッケージ、6×6mm
・動作温度範囲:-40~+85℃
インターフェースRS232インターフェース
・最大データレート:1Mbps
・3ドライバ/5レシーバー構成
・DB9コネクターで一般的に使用されるフルモデム信号に対応
・出力電圧振幅:最大±10V(5V電源、無負荷時)

RS422/RS485インターフェース
・最大データレート:10Mbps
・1ドライバ/1レシーバー構成
・RS-422:4線式フルデュプレックス通信
・RS-485:2線式ハーフデュプレックス通信
・送受信方向自動制御と手動制御を選択可能
・スルーレート制限機能によるEMI低減
・120Ω終端抵抗を内蔵し、有効/無効を切り替え可能
・RS-485送信信号の受信確認に利用できるエコーモードに対応
その他の情報・電源電圧:3.3Vまたは5V単一電源
・動作温度範囲:-40~+85℃
・パッケージ:40ピンQFN、6×6mm
・シリアルインターフェース端子:±8kV HBM
・その他の端子:±2kV HBM
・シリアルインターフェース端子:±4kV IEC 61000-4-2(接触放電/気中放電)
・MaxLinear SP339Eとピン互換※
主な用途・産業用コンピューター、組み込みコンピューター
・シリアル通信カード、マルチポートシリアルカード
・シリアルデバイスサーバー
・RS-232/RS-422/RS-485コンバーター
・産業用ゲートウェイ、通信制御装置
・計測機器、FA機器、産業用制御機器
・複数のシリアル規格に対応する共通基板設計
・MaxLinear SP339E搭載製品の置き換え検討
・外付けデジタルアイソレーターと組み合わせた絶縁型シリアル通信機器

ダウンロード (メーカー英語ウェブサイト)

Semiconductor \ Transceiver \ SB300 : SystemBase